下手ウマの定義 いや定規 いや物差し
The Rolling Stonesの音もLed Zeppelinの音もJimi Hendrixの音も全部同じに聴こえるんよ
オイラには (SHAMAN KINGの葉から引用)
これは言葉通りに受け取るなら「お前、耳終わってんな???」で済む話なのだが そうではない
上記のバンドないしミュージシャンは所謂「下手ウマ」の代表格だと思う (ジミは普通に上手いから微妙なラインだけど)
ンマー、他にもいるけど話長くなるから察してほしい
そしてこれがいつも誰かと音楽談義をする時にオイラを苦しめるのだ
なぜかと言うと...
お互いにマウントの取り合いするためにこの「下手ウマ」の定義がよく持ち出されている印象があるのよね
この手のロック系の音楽を語り合う時に「あの曲カッコよくない?!」とか「あのギターリフいいよね!!」という気軽な話し合いになる事はまずない
そのほとんどは楽曲に内包されたミュージシャンの精神性や技術だけに頼らないエモーショナルでソウルフルな演奏についてとかそんなんばっか
<嫌になる>
もっとこうアニメ好き同士で「あのさ、(機動戦士ガンダム)水星の魔女は観てないんだけど"祝福"メッチャ良くない?!」って語りかけて「わかる!! or そう?そんな好きじゃないなぁ」からの「でしょ!! or えぇそっかぁ...」ぐらいの気軽な会話がしたい
<疲れる>
「The Complete BBC Sessions聴いて!! 超いい!! 語彙力ないけどメタメタいい!!」と言おうものなら「ほう...どのように聴いた? どこがいい? 何に惹かれた? 何を感じた? 貴様の思いの丈を語ってみろ」というような某鬼の王のパワハラ会議みたいな方向へ話が傾く
<うんざりする>
ついでに言っておくとNirvana
自分が人前でNirvanaを話題に出して掘り下げるのが苦手な理由がこれに尽きる
In UteroとかBleach(死神代行ではない)とか普通に大好きなんだけど...
Aqoursとか聴いているような自分が口に出そうものならこの世から抹殺されてもおかしくないレベルでブチギれられそうよね
カートには悪いけどあなたの作る曲は大好きだけど生い立ちとか歌詞の内容含めて重い感情を取り込んで聴けるほど自分の人生にそういう類の精神的余白はない
いい曲だから聴く あんま好きじゃないから聴かない これしかないんだよね
きっとこんな人間にはあなたが紡ぐ音楽を聴いてほしくないかもしれないけれど...
ジャンル問わず命を削って作品を生んで演奏しているミュージシャン全員に言える事だけど...
上手いとか下手なんて隣に立って一緒に演奏してその人自身を味わわないとわからないと思うんだよね
作品を通して感じ取れる気迫やすごみはもちろんあるけど どう考えてもあくまでメディア(CDやストリーミング)で聴いた中で得られる情報の一部分でしかない
たぶんこういうのが音楽通の人にとっては癇に障るのだろうし 持ち合わせの知識でぶちのめしたくなるのだろうね
ンマー生まれ持った音楽センスもないしこればっかりは言われても仕方がない
それにそういう意味では自分も十二分に理屈っぽい可能性はある
次回は「音楽アルバムって必要かどうか」について日記に吐き出してみようかしら
( ´Д`)=3 フゥ
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